Lステップとは?

Lステップとは、一言でいうとLINE公式アカウントの機能を拡張したツールとなります。

LINE公式アカウントと紐づけることにより、予約システムや、アンケートフォームの作成、お客様を識別するためのタグなど、LINE公式アカウントにはない機能を多数実装することができるようになります。

堀江貴文さん、幻冬舎の編集者でもある箕輪厚介さん、りらくる創業者の竹之内教博さんなど、多くの起業家・ビジネスマンからも注目されているツールになります。

Lステップの機能3選

Lステップを導入すると、LINE公式アカウントでは実現できなかった事の多くを実装できるようになります。
今回はその中でも、特に役立つ機能3つをご紹介いたします。

【機能1】顧客管理機能

LINE公式アカウントは、友だち追加しただけでは、友だち数が増えたことしか分かりません。

ですがLステップには友だち一人ひとりに個人詳細ページがあり、メッセージでやり取りした内容やアンケートの回答、 Lステップで行われたアクションなどを確認できるようになっています。

①タグ・友だち情報

タグは、「商品を購入した人」や「アンケート回答済み」など、友だちの行動に対して付与する仕組みです。

友だち情報は、アンケートで回答してもらった結果(ご住所や年代など)を格納する領域の事を指します。

これらの情報がお友だち登録された方、一人一人に対して設定されるだけでなく、タグや友だち情報を使うことにより、属性にマッチした情報を届けることが可能となります。

②回答フォーム

Lステップ内でgoogleフォームのようなアンケートフォームを作成することができるようになります。

設定内容は自由に選択することが可能、かつ、回答した内容を友だち情報欄に保存することができます。

回答頂いた内容をまとめてCSVファイルとして出力することも可能です。

③友だち対応マーク

友だちの対応状態をマークとして付けておくことができます。

例えば、回答フォームでお問い合わせが入った段階で、対応マークを「お問い合わせあり」に変更することにより、Lステップの管理画面上に「お問い合わせあり」と表示されるようになります。

お客様の情報が分かりやすく可視化できるので、すばやくお客様対応をすることができるようになります。

【機能2】リッチメニュー

トークルームの下側に表示される固定されたメニューです。
リッチメニューは常に画面に表示させることができ、気軽にクリックしてもらいやすいため、使い方次第で大きな効果を期待できます。

Lステップのプランがスタンダードプラン以上になると、タブ分け表示ができる、自由に区画を設定することができるようになります。

各区画には、お問い合わせフォームを表示させるなど、様々な機能を割り当てることが可能です。

【機能3】予約管理機能

Lステップでは、「カレンダー予約」と「イベント予約」の2種類を使うことができます。

「カレンダー予約」とは、カレンダーの空いている日付から日時指定の予約ができる機能です。
例えば、定休日や営業時間を設定した上で、空いている時間帯に予約を入れるようにできるので、継続して予約を受け付けたい店舗やオンライン窓口などで便利です。

「イベント予約」とは、特定日に開催するイベントに対して予約を受け付ける機能です。

受付したい日時をあらかじめ指定し、その予約枠ごとに定員や場所、プランなどを設定することが可能で、受付人数の多いセミナーやイベントの予約に使えます。

Lステップのデメリット

①月額維持費が高め

Lステップには3つの料金プランがあります
・スタートプラン:2,980円
・スタンダードプラン:21,780円
・プロプラン:32,780円

スタートプランはお手頃な料金体系なのですが、「メッセージ送信数は1000通まで」、「リッチメニューはLINE公式アカウント側でした設定できない」などの制約がございます。
友だち数が100人を超えてくる場合や、リッチメニューを自由に設定したい場合はスタンダードプラン以上を推奨いたします。
②機能が多すぎて使いこなせない

LステップはLINE公式アカウント以上にたくさんの機能があります。
そのため、Lステップの構築は、相応の学習をした方でないと難しいと思います。
アカウントが完成した後の運用に関しても、知見がある方のサポートが必須となるでしょう。

まとめ

ラボ

LINEの活用が増えている今、LINE公式アカウントが担う役割は今後も大きくなる一方だと思います。
そのLINE公式アカウントを拡張できるLステップは、お客さまの情報を可視化できるマーケティングツールとしても非常に優秀です。
このページだけでは、Lステップのすべてを語ることができません。
気になった方はぜひ一度お問い合わせ下さい!